ミュージカル界期待の新星・伊礼彼方!素直で、率直な彼の視点で綴る【観劇コラム】と近況をBlogで紹介。
えるこみ > 彼方non style ~ここから始まる 夢の道~

パッチギ

パッチギ!・フォトギャラリー












劇場エントランス入口にかざってある
ツリーのオーナメントエンジェルに





パッチギ③ 2009年12月観劇

とまぁ、これは独断ですが、そんな悲しいテーマを基に作られたであろうこの「パッチギ!」は、
映画では楽しめない舞台ならではの演出が施されている。
それは朝鮮の伝統芸能・朝鮮舞踊です。これはまさに「あっぱれ!」

表現のしかたに迷うんですが、ピンクや青や赤の民族っぽい衣装に身をまとった女の子たちが、
天使のように舞っているのです。独特の振り付けと包み込むような暖かい音楽。

暗いテーマの中にある明るい象徴的な場面は、
一瞬にして観客の目を捉えたと思います。

少なくともダンス嫌いの僕が心奪われたので相当良かったです。これは絶品!!!

もちろん主演の山本さんも三倉さんも素敵でしたが、役者さん一人一人が生き生きしてました。
若さあふれる彼らの演技を観ながら、心が燃え上がって行くの感じました(笑)
「若さ」ってその瞬間だけのモノだから、見逃さないようにしたいですね。


戦争がきっかけで傷つけ合い恨み合った日本と朝鮮。
近くて遠い祖国。そこから始まった差別や偏見、
そして思わぬ形で生まれた友情と愛情。
この時代では叶わなかった夢も、実現出来なかった愛も、
今では嘘のように、比べものにならないくらい障害(ハードル)も少なくなってきました。
ですが、今もいろんな人がいろんな角度から差別を受け苦しんでいる事も事実です。

観る人それぞれに何かを訴えてくるこの作品は、
僕に大きな勇気と希望をくれました。

誰になんと言われようと、これからも自分に正直にまっすぐに生きて行きたい!と、そう思いました。

悲しいかな。ただその時代に産まれてきてしまったために、
愚かな政治に振り回され犠牲になった人たちの悲しい事実があった事を、
もっと知って欲しいし、忘れないで欲しいです。


今年は僕も様々な舞台や役柄にチャレンジします。

“観劇”して色々と教えられるこの感覚を、
“演者”として今度は僕が、観劇して下さる皆様にお届けできるよう頑張ります!!

それでは、今年もよろしくお願い致します。

パッチギ② 2009年12月観劇





とまぁ~、こんな甘酸っぱいストーリになっている訳なんですが、実は違います。

この作品は、日本人によって太平洋戦争で傷つけられた朝鮮人の悲しみが含まれているお話です。
ただのラブストーリーだったらこんなに共感は出来なかったが、
見え隠れするこの悲しいテーマが僕に何かを訴えかけているようでした。


つい最近読んだ本に、太平洋戦争の内容が記された文章がありました。
『1945年に太平洋戦争が終わるまで、朝鮮半島は日本が支配していました。
1910年の「韓国併合」以来のことで、日本が支配した36年間を、
韓国では「日帝支配36年の恨み」と表現します。
日本支配中に、朝鮮半島の人々は、
日本語を使う事を強制され、氏名も日本風に変えさせられました。
「創氏改名」です。
【「そうだったのか!現代史」著:池上彰 より抜粋】

ひどいです。
日本には日本の言い分があるんでしょうが、これが本当だと思うと恐ろしいです。
考えてみて下さい。
36年間今の北朝鮮に自由を奪われたらどう思いますか?
どう感じますか?
たまにニュースでやってますが、韓国の老人が今もなお日本人を恨んでいる理由が解ります。
この事実を知っている若者は何人いるんだろう?
実際、僕も最近知りました。

毎回こういうテーマになると、思う事があります。
今の若者は愛国心に欠けているのか平和ボケしてるのか、
自分の産まれた国の事を知らな過ぎる。
僕も人の事はあまり言えませんが、
将来そんな大人になりたくないので今勉強中です。

この「観劇コラム」はそういう角度からも僕を触発してくれるので大変感謝です。


来週に続く!




パッチギ① 2009年12月観劇

ハッピーニューイヤ~!!!あけおめ~!ことよろ~!


改めまして、あけましておめでとうございます。
やってきましたね。ノストラダムスの予言から早10年!
2010年、寅年!ちなみに僕は戌年。
聞いてないってか!さーせん(笑)

あぁ、今年の目標は「バク転」・・・。なんでやねん!
そして、今年のお願いは「今年は仕事がいっぱい入ってるので、来年仕事が入りますように」・・・。
アホか!なんでそんな気ーハヤイんじゃ!!

そういえば皆様、お正月のお餅は大丈夫ですか?
ぐ~たらし過ぎて腰回りについてませんか・・・!?
大きなお世話や!

年明けそうそう舞い上がってしまいました。
諸々すみません。


さて!2010年、一発目のコラムは寅年にピッタリなヤツを持ってきました!
名付けて!(いや、もうタイトル付いとるよ・・・苦笑)


「パッチギ!」!!


映画版を以前に観て記憶に残った作品だったので、今回舞台でやると聞いてソッコー「観劇コラムで!!!」と手を挙げお願いしました。
僕が挙手した時は相当です(笑)
触れるには非常に繊細で複雑なテーマですが、純粋に感動したのを覚えています。
なので、観劇出来るのを心待ちにしていました。


舞台は1968年の京都。
高校生の康介は、かねてより対立する朝鮮高校との大乱闘に巻き込まれ、そこで朝高舞踊部のキョンジャに一目惚れしてしまう。だがキョンジャは、番長アンソンの妹だった。キョンジャと仲良くなりたい康介は、フォークソング同友会に入部し、キョンジャが踊っていた曲「イムジン河」の練習を始める。そんな中、顧問の先生から、朝鮮半島と日本の悲しい歴史を知る康介。だが、康介のキョンジャへの思いは募るばかり。意を決して
キョンジャに告白した康介だったが、キョンジャの答えは「もしも結婚したら、朝鮮人になる・・・・・?」でした。果たして、二人の恋の行方は・・・?

つづく!
彼方
初めまして!
伊礼彼方(いれい・かなた)です。
この度、舞台観劇コラムを書かせて頂くことになりました。 何を隠そう、僕は芝居という世界に入って日が浅いので・・・評論家のようには語れないけど、素直な目で、感じたことをストレートに自由(non style)に綴っていきたいと思います!
僕のコラムをキッカケに舞台に興味を持ってくれたら嬉しいです。僕の舞台もぜひ観に来てください!!
non style 雑記