ミュージカル界期待の新星・伊礼彼方!素直で、率直な彼の視点で綴る【観劇コラム】と近況をBlogで紹介。
えるこみ > 彼方non style ~ここから始まる 夢の道~

CHICAGO

CHICAGO③ 2009年10月観劇

僕たち日本人は何故かなんでも遠慮する事が謙虚で美しいという概念がある。
そしてそれが礼儀だと教えられてきた。

しかし西洋人は違う。
「I’m OK!」と言って、なんでも自分でやってみせて自分からをアピールするらしい。
日本でそんな事をしたら
「生意気なヤツだ」「謙虚さに欠ける」とか言われるけど、
「遠慮していたら出番を減らされるだけだからね。必死だよ!」と力強くおっしゃっていた。


これぞ”ショービジネス”っていう瞬間なんだろうと思った。
国やカンパニーによって色々やり方は違うと思いますが、
その違いは実際に経験した人しか味わう事ができない。
選ばれた人です。

大澄さんのお話を聞きながら、自分も「いつか味わってやる!」という欲があふれ出てきた。

そして最後にはこんな事も言ってらっしゃいました。
「いつまで体が動くか分らないけど、動くうちにやれる事は全部やっておきたい」
本当にダンスが好きで舞台が好きなんだなぁというプロフェッショナルな印象を受けました。

正直、大澄さんがいなかったらこの舞台の印象は変わっていたと思います。


※フォッシーポーズを大澄さんから伝授中。








※完成~!



これはアイーダで共演させて頂いた大先輩の光枝明彦さんがおっしゃっていたんですが、

「役者は命を削ってやってるんだ。
お客様はそこを観に来てくださっている」と。

まさにこの言葉の通り、僕が大澄さんに感じたのは命を削っているほどの「強い決意」でした。
その日本人の姿が、僕にとって何よりも誇らしかった。


国や言葉が違っても、やっぱり“表現する”って事は万国共通だと思う。
日本人の熱い心をどんどん世界に広めて行きたいと思いました。
そして、日本人がもっと世界で活躍する姿が増えたらいいのになぁとも思いました。

そして・・・僕はその前に苦手な字幕スーパーを克服することから始めたいと思います・・・汗!






CHICAGO② 2009年10月観劇




この「CHICAGO」はジャズの音楽と、とにかくダンスで構成されている。
僕みたいにダンスやジャズに縁遠い人には「ちょっとしんどいかな」と思っていましたが、
観ているうちに、だんだん引き込まれていきました。

なんて言うんだろう・・・、西洋人特有の体系・骨格、
東洋人にはない凹凸とか・・・が、
この物語の中ではリアリティがあって、
言葉を超えた表情や動きが客席にビシビシ届いてくる。

セットチェンジもないし衣裳も変わらない。
照明は暗めだし演出も派手ではない。

それでも印象に残るシーンが多々ある。
それは役者一人一人のレベルの高さや、個人の存在感だと感じた。
舞台そのもの、この作品そのものが「役者次第」って感じでした。

なので、同じ“表現者”という職業として、
観ていてめちゃめちゃ刺激をうけました。


終演後、大澄さんのお話を聞くことができました。

「お疲れのところすみません」と挨拶をしたら、
「会えるの楽しみにしてたんだよ!」と笑顔で接してくれました。
なんて気さくな人だ。
舞台上にいる時の「カッコ良くてクール」な雰囲気と違って「温かさ」が滲みでてる人でした。

公演を終えて「どうですか?」と聞くと、

「大変だよ!シビアだし。なんせまだ僕は始まって3日目だからね」
と笑いながら言っていましたが、とても「まだ3日目」とは思えないくらいのパフォーマンスでした。

その姿はぜひ生で観て頂きたい!


「これからどんどん進化してく姿を見て欲しい」ともおっしゃっていた大澄さん。

「日本の舞台と今回はどう違いますか?」と言う質問にこんな答えが返ってきた。

「日本人は遠慮の美学、西洋は積極的なアプローチなんだよ!」





続きは、また来週!




CHICAGO① 2009年10月観劇



どうもお久しぶりです。今日シカゴから帰ってきました。

「The Musical AIDA」の公演が無事終わり、気分転換にちょっくら行ってきたんですが・・・。
いいですね、シカゴは。
あの香り・・・、あの華やかさ・・・、あの熱・・・、
やっぱ、シカゴはいい!!!
僕のオススメです。一度行ってみてください!



まぁ、シカゴはシカゴでも、
ミュージカル「CHICAGO」ですけどね(笑)
うっひひひひ!(引っかかった?引っかかったあなたは純粋な証拠!)


さて、初めてのブロードウェイ来日公演!を観たわけなんですが、
映画やDVDなど、普段から字幕スーパーを見ない僕にとって字幕の舞台は「どうなんだろう?」と、
観劇前は不安でした。
これに関しては見事不安通り、「疲れる」と思った。
役者に集中したいのに字幕を読むと表情が見れない。
表情を見ると内容を見失う。

「どっちも見たい!どっちも感じたい!」という欲求不満がうまれてしまった。
一回じゃ満足は出来なかった。
だからもう一度観に行きたいと思っているんですが・・・。

とまぁ、マイナスなイメージから入った「CHICAGO」なんですが、
こんな事もあろうかと思い、事前に映画版を観て内容は確認済み。
なので、ちょっと大袈裟に言ってみましたが(笑)観終わった頃には
「観れてよかった」と心から思いました。

というのも、まず豪華なキャストの中に、
たった一人の日本人の活躍している姿に心打たれたからです。
しかも活躍しているだけではなく、外国の方に劣らないどころか、
カンパニーを引っ張っているようにも見えました。

日本人として初のアメリカ・カンパニーキャストに選ばれた、
その方は皆さんもご存知の通り「大澄賢也」さんです。

来年「サイド・ショウ」という作品でご一緒させて頂くんですが、
こんな偉業を成し遂げる、物怖じしない方と一緒に仕事が出来ると思うと、
今から楽しみで仕方がないです。

たくさんの事を吸収させてもらい、稽古場でダンスも教えてもらおう~・・・


おっとっと。僕の話はいいんです。



来週へ続く!

CHICAGO速報  2009年10月観劇




台風18号、東京上陸の日。
雨にも負けず、風にも負けずに、行ってきました!!

今回は、伊礼彼方・観劇コラム、初の海外招聘公演
「CHICAGO」。


皆さん、知っていますか?
この公演に「大澄賢也さん」が出演されているんですよ。
僕はもうビックリでしたよ!!
何にって?
大澄さんが、海外の魅力的な出演者に負けず、
逆にリードしている感じで活躍されていて
日本人として誇らしかったです。

終演後、大澄さんからいろいろ貴重なお話を聞かせていただきました。
僕が見た日は、まだ3日目のステージだったそう。
それにもビックリでしたが
「これから、まだまだ毎回、進化していくよ。今後にも期待してくださいね」って
大澄さんがおっしゃってました。

後半、もう一度、観に行きたいと思ってます!!


皆さん、明日から、赤坂ACTに集合!!
「CHICAGO」を観に行かなきゃ~。



興奮しているうちに、速報でした!!
また来週~。





■「CHICAGO」
  赤坂ACTシアター 10/25(日)まで上演中
 http://www.tbs.co.jp/act/event/chicago2009/
 予約&問い合わせ 
 キョードー東京 TEL03-3498-6666
彼方
初めまして!
伊礼彼方(いれい・かなた)です。
この度、舞台観劇コラムを書かせて頂くことになりました。 何を隠そう、僕は芝居という世界に入って日が浅いので・・・評論家のようには語れないけど、素直な目で、感じたことをストレートに自由(non style)に綴っていきたいと思います!
僕のコラムをキッカケに舞台に興味を持ってくれたら嬉しいです。僕の舞台もぜひ観に来てください!!
non style 雑記