ミュージカル界期待の新星・伊礼彼方!素直で、率直な彼の視点で綴る【観劇コラム】と近況をBlogで紹介。
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エリザベート 2009年7月観劇

エリザベート・フォトギャラリー

 東京宝塚劇場前

 1階ロビー階段にて


 
東京宝塚劇場の公演では毎回公演にちなんだデザートが。
今回はエリザベートにちなんだ『白と黒の輪舞』を食べてみました!


 

 


  うまーい!!


 
東京宝塚でも名物“炭酸せんべい”発見!



  キャトルレーブで男役トウコ(安蘭けい)さん発見!!

















エリザベート③

何度かいろんな組の公演を観てるんですが、
各組によって、カラーというか“熱さ”の表現方法も違うんだなぁーと思った。

もちろん毎回作品のテイストも異なるし、当然なんですけど。
これもいろんな組がある宝塚の特徴なのかも。


「エリザベート」は特に僕は“ウィーン版”も現地で観ているし、国も言語も性別も違う。


今回は生徒さんが賢すぎたと思った。
全体的に綺麗にまとまりすぎてる…というか、
もっと『熱が欲しい』と思ってしまうのは僕の性格のせいかもしれないけど、
熱なくして人の心は動かせないと思う。
宝塚独特の熱い所が好きだっただけに残念でした。
でも演出はやっぱり魅力的でした。


宝塚版は主役がトートだから出来る事なんだろうけど、非常に引き込まれて、
男が見てもカッコいいって思えるのってすごくないですか!?

うーん、やはり奥が深い。
とにかく色々と勉強になりました!


あ、でも歌詞や演出も少しずつ違って、
思わず観ながら一緒に歌ってしまってたんですが、

“あれ、オレ歌詞間違えたか?!”

って不思議な感覚になってる自分に苦笑い。
やっぱり観てるだけじゃなく、
やりたくなっちゃいますね(役者魂!)。


もし今度また♪闇が広がる~を歌う事が出来るのなら、
一度この銀橋の上で歌ってみたいっすね~。


あ、・・・・・・やはり生まれ変わって入団します(笑)!





来週はフォトギャラリーをお届けします!


エリザベート ②

さて、トート(死)がエリザベートを思えば思うほど、
他の登場人物が不幸になってゆく。
人間は死ぬ生き物と言うが、果たして寿命なのか?
誰かに殺されたのか?
見方によっては、みんなエリザベートに殺されたという解釈もありだと思った。


僕が宝塚版でもっとも気に入っている演出は・・・、
若い頃、ナイフで自殺を図ろうとしたエリザベート。
その時は死に切れずトートが助けるのだが、
数十年後、トートに命じられた暗殺者は、
同じナイフでエリザベートの命を奪ってしまう。

たまらん!ロマンチック!!ビバロック!!!

これは観て頂けないとわからないと思いますが、この演出が好きです。

さてさて、勝手なイメージで宝塚歌劇が苦手な方もいらっしゃると思うけど、
僕はこの世界観は嫌いじゃないです。
この仕事をしてなかったら観る機会もなかっただろうけど、
宝塚は刺激になるし吸収できるものが多い。
そして、夢とロマンがある。

例えば、「立ち姿・歩き方・見せ方」
この3つは意識のレベルは半端ない。

他にも沢山あるけど、それは人によりけり。
ただ実際の男性に求めるものを求めてしまったらいけないと思う。
なんせ女性が演じているわけだから、男らしさには欠けてしまうのは仕方がない。
歌舞伎で女形さんに色気を求めるのと同じだと思う。

そういう所さえ割り切って観れれば、最高に楽しめる世界だし、
逆に憧れを抱いてしまうくらいです。

生まれ変わるなら女に生まれて宝塚に入団したい!
と思うくらいよ。






来週に続く!

エリザベート ①




エリ~ザベ~ト♪

観てきま~した~♪

やっぱり~曲がいい~♪




どーも、皆さんお元気ですか!?僕はまぁまぁ。

夏エンジョイしてますか?僕は「アイーダ」の稽古で・・・、まぁいいや。


この作品はやっぱりいい!!!

今年の初めまで『ルドルフ』役で東宝版「エリザベート」に出演させて頂いてたので、
余計思い入れが強い。
オープニングの曲が場内になり響いた瞬間、
走馬灯のように辛かった事や楽しかった事が頭の中を巡った。
勉強のためにウィーンに行った時の事も思い出させてくれた。

始まると、さんざん聞き慣れているはずなのに、
なんとも綺麗な曲が次から次へと心に響いてくる。
自分と重ねて観ていたら、またこの舞台に立ちたくなった。

そして、今まで気付かなかったいろんな点に気付くことができた。
人間やっぱり冷静だと発見が出来るもんですね。
第三者の目で舞台を観るのって大事だなぁと改めて思った。

僕がやっていた時もWキャストだったので、
自分が出演していない時は客席から観る事は出来ましたが
(普通は自分が出てる舞台を客席からは観れないですもんね!)、
でも今回はまた違う意味で、
新たな目線で色々と感じる事が出来ました。

実在した人たちの話を史実に基づいて、でもフィクションで描かれているこの「エリザベート」。
なんとも言えない「死」という存在のトートがいやらしい雰囲気を漂せている。
「死と人間」のラブ物語。わかりやすく言えば「自殺願望のある人間(エリザベート)」の物語である。

だがしかーし!
宝塚版はトートが主役なので、「エリザベートを手に入れるために殺す」物語でもある。
ううう。
こう表現をすると、夢も希望もないですね・・・。


来週に続く!
彼方
初めまして!
伊礼彼方(いれい・かなた)です。
この度、舞台観劇コラムを書かせて頂くことになりました。 何を隠そう、僕は芝居という世界に入って日が浅いので・・・評論家のようには語れないけど、素直な目で、感じたことをストレートに自由(non style)に綴っていきたいと思います!
僕のコラムをキッカケに舞台に興味を持ってくれたら嬉しいです。僕の舞台もぜひ観に来てください!!
non style 雑記